目次
1章 世界連鎖暴落が再発する(金融危機の先にあるものは何か;今ここで“損切り”をすべきだ ほか)
2章 これからこうなる!個人資産を守り抜くための金融予測(これからの株の動き―急落と吊り上げを繰り返す;円・ドル相場はどうなるか―1ドル=120円で変わらず ほか)
3章 GPIF“年金バクチ”の大失敗(バクチに向かない役人が株に手を出して失敗した;「中国発の恐慌」に青ざめる世界 ほか)
4章 新たなる恐慌前夜(5頭目のクジラ、日銀が株を買い支える;空売りをする個人投資家たち ほか)
5章 貧困に沈む日本(アメリカの累積債務問題で、ベイナー下院議長は泣いた;また“黒田バズーカ”80兆円が炸裂する ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。1953(昭和28)年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。米国の政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論の分野で画期的な研究と評論を展開。「民間人国家戦略家」として執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ランラン
3
今、アメリカ長期金利の上昇が始まっている。今年に入って世界的に株式相場が不安定になっているため個人の資産を守るため今後を予想する上でこの本を手に取った。投資対象として価格を崩された金も妙味はあるがダイヤモンドを購入すべきとの指摘には説得力があった。トヨタやGE、エクソンよりアップル、グーグル、アマゾンなど実体のない仮需を作り出す企業の時価総額が高すぎるとの主張には賛成できなかった。2018/04/16
ken
2
11月に出た本だが、現在の状況は予想通り。2016/02/14
九曜紋
2
「私は本当のことだけを書く」、Fortune Teller副島隆彦。公には報道されない世界と日本の金融、経済の危機的状況をこれでもか、と書き尽くす。悲観論に過ぎる、と思う向きもあるかもしれないが、危機というものはそれが深刻なものであればあるほど隠蔽されるものだ。それにしても、われわれ一般市民は予言が当たらないことを祈ることしかできないのか、、、2015/11/03
R Suzuki
1
面白いのはトヨタの年間売上と株式時価総額は同額であるという指摘。調べると昨年の決算でトヨタの売上は27兆円、時価総額は今日の時点で20兆円!一方、米企業のアップルは1ドル114円換算で売上26兆円、時価総額63.5兆円だ。売上はトヨタと同程度と言えるが株価は3倍以上。おかしいだろ?その高い分があぶくであり虚業なのだと副島は言っている。なるほど。他の指標をトヨタvsアップルでみるとEPSは725.52円vs1057.92円だが、PERは8倍vs10倍、PBRは1倍vs4倍以上だ。確かにアップルは割高かも。2016/03/02
shun
0
GPIFの動向は注視しておきたい。3月くらいにはまた株式市場て一波乱おきそうだな。2016/01/24
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